百色(Baise)2002.4
 
百色起義烈士紀念碑から見た街。


百色起義紀念館は新築。でもクーラーは無くて暑い。


粤東会館。


解放街の商店街。


街を流れる澄碧川。流れは急だけど港として使われていた。
■百色について■
名前が良いですね。子供の頃24色の色鉛筆が欲しかったことを思いだします。行ってみたくなりました。
百色は広西の西、雲南の近くにあるちょっとした大都市です。1929年にトウ(こざとへんに登)小平らはここで百色起義を起こし、右江革命根拠地を作りました。見所のほとんどはトウ小平がらみの革命史跡です。


■見所■
百色起義紀念館と百色起義烈士紀念碑が街の外れにあります。
百色起義紀念館は迎竜山公園の中にある博物館で、百色の歴史とトウ小平の偉大さが説明してあります。入場料10元。解放街から徒歩30分です。
紀念碑は丘の上にあって回りは公園です。入場無料なのがありがたい。奥の方には右江民族博物館(入場5元)があり付近の少数民族の衣装や出土品が展示されています。解放街から徒歩3分。
街の中心に当たるのが解放街です。ここには古い町並みが少し残っています。中でも目につくのが粤東会館で、百色起義の司令部として使われた建物です。今は博物館になっています。入場料5元。
景色を見るならば澄碧湖が街の郊外にあります。ダムを作ったことによって出来た湖ですが、行ってないのでどんなところかわかりません。
百色を起点にして出かける観光地として今注目されているのが楽業の大石圍です。岩山を垂直に掘ったような巨大な穴が開いているんだそうです。行ってみたかったけど、遠いからやめた。

■交通■
鉄道があり、南寧−昆明間の列車が停車します。駅は街の中心から離れています。
バスターミナルは二カ所。でもほとんどのバスが百色客運站から出ます。南寧へは豪華バスが頻繁にあります。昆明方向には寝台バスがあり、富寧へは豪華バスもあります。現在昆明まで新しい道を作っていて、古い道はメンテナンスをしていないので富寧までデコボコ道です。
市内バスは沢山走っていますが徒歩でも十分。1路のバスがバスターミナル-百色起義紀念館-鉄道駅の間を結んでいます。
澄碧湖へは2路か7路で水庫下車。

■宿■
バスターミナルの周辺に沢山あります。東亜大酒店は百色客運站を出て正面に真っ直ぐ5分歩いた左手にあり、標準房80元が70元に。でもトイレはしゃがみ式。もっと安い部屋もあります。新世界大酒店(別名外貿賓館)は百色客運站を出て右に5分、ロータリーの近く。安いベッドから120元の部屋まで各種あります。120元の部屋は85元にまけてくれたけどトイレはやっぱりしゃがみ式。
雲南からこの街に来るとホテルが高く感じられます。同じ値段でも設備が雲南の方が断然良いです。