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到着と同時に帰りたくなったほど埃っぽい町。
旧洲の風景。1時間もあれば一週できます。
通霊大峡谷の滝。
学生の団体さんが来ていたが、みんなズボンをたくし上げて滝壺に入っていった。歓声が峡谷中を響き渡った。
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■靖西について■
ベトナムとの国境にほど近く、埃っぽい、薄汚い、何もない町があります。 何でこんな所まで来ちゃったんだろう。と思ってしまいますが、靖西の回りには徳天瀑布や通霊大峡谷といったちょっとシブイ見所が隠されているので軽く見てはいけません。
■見所■
旧洲というカルスト地形の山に囲まれたのどかな村があります。靖西のメインストリートから1路のバス、もしくは南汽車站から地州方向のバスでも行けます。約20分で左側に「繍球の里・旧洲」という看板が見えます。繍球というのはこの村の民芸品らしく、あちこちでこれを作っている人がいました。入場料2元。村の中には鍾乳洞もあります。
通霊大峡谷には大きな滝があります。落差が中国一番と書いてありましたがマユツバです。ここへは靖西の南汽車站から30分間隔で発車する湖潤行きのミニバンで行きます。約40分で左側に目印があるのでそこで下車、徒歩30分です。運がよければバイクタクシーが声をかけてきます。入場料20元を払い、長い階段を降りて行くと峡谷の底に到達します。さらに歩いて見上げると滝があります。なかなかの迫力です。水しぶきが爽快です。ただ帰りが大変。来た階段を上らなくてはなりません。
この他にも周辺には滝がいくつかあります。愛布瀑布群は湖潤の手前の化トン(やまへんに同)で三輪タクシーに乗り換えて行くようです。また通霊大峡谷から湖潤に向かう道からも大きな滝が見えます。徳天瀑布も近くなので、この辺りは滝密集地のようです。
■交通■
靖西に到着するバスは町の汽車站に到着します。ここから百色(Ivecoの中型バスで約5時間)や南寧(豪華直行バスで4時間半)行きが沢山出ています。他に崇左、雲南の富寧や文山行きもあります。大新へは南寧行きの普通バスで途中下車しますが、午前中しか出ていません。
靖西汽車站を出て左に10分ほど歩くと南汽車站があります。ここからは近郊の村へのバスがあります。
徳天瀑布への直通のバスはなく、不便です。 大新で乗り換えるか、南汽車站から湖潤に行き、下雷行きに乗換、さらにそこでタクシーなどを捜すしかありません。
■宿■
宿は沢山あります。でもどれが外人でもOKなのかわかりません。大丈夫そうな宿を挙げておきます。
バスターミナルを出て左に5分歩くと信号のある交差点があり、この角に星園大酒店があります。交差点を右に行くと靖西大酒店、左に行くと城市大酒店、真っ直ぐ行くと靖西賓館があります。僕が泊まった城市大酒店は出来立てのピカピカでした。ベッド30元、シングル98元、ツイン135元。町で一番のホテルは靖西賓館ですが値段は不明です。
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