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なんの面白味もないホータンの表通り。
裏通りのモスク。
お化け屋敷のような看板を掲げたホータンの博物館。
ミイラ。
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■ホータンについて■
何もない所ですか?一日中歩き回ったんですけど何もないんです。一応観光客も来る所みたいなんですけど、ここに何があるんですか?
既にカシュガルで濃厚なウイグル人の生活を見て、ヤルカンドで昔ながらの生活を見て来たのでここで見るものはほとんどありませんでした。
ま、日曜バザールの時には賑わうみたいなのでその時来てみてください。
■見所■
郊外に行けば遺跡かあるらしいのですが、足を確保しなければなりません。市内の見所としては町の中心にある市場としょぼい博物館でしょう。
博物館にはホータン周辺で採掘されたミイラがいます。新疆の博物館はどこに行ってもミイラがいるので、「ここまで来てまたミイラか」とガッカリします。でもこの博物館、博物館そのものが博物館入りしそうなシロモノです。入場料は7元ですが、切符を見ると0.1元と印刷してあって、ハンコで7.00元と訂正してあります。いつの時代の切符を使っているのでしょう。70倍に値上がりしてます。展示室も時間が止まったような古くさい作りだし、最後に客が来たのがいつか想像もできないほど寂れています。
ホータンの町並みは旧市街と新市街の区別がはっきりしていないようです。大通りは漢民族の商店が並びますが、一歩路地に入るとウイグル人の生活する地域があります。路地は舗装されていないので埃っぽく、人通りも多くありません。和田迎賓館の向かいには古い城壁もありますが修復されていてあまり面白くありません。なんか行っても意味無い町みたいに書いてしまいましたが、僕が大事な物を見落としているのかもしれません。
■交通■
カシュガルへは空調バスと普通バスが走っていて10時間ほどです。ウルムチへのバスは砂漠縦断道路を走ります。所用24時間で、空調バスと普通バスが走ります。砂漠縦断道路に至るまでの道はかなり埃っぽく空調バスが無難です。晩飯に停車した町でちょうど砂嵐に遭遇してしまい、全員バスから下ろされて砂まみれのナンをシャリシャリ音を立てて食いました。また砂漠横断道路の手前で日が暮れてしまい、砂漠の様子は何も見えませんでした。早い時間に出発するバスに乗れば見れるかも。
■宿■
バスターミナルの回りに安宿が数軒あります。ターミナルを出て左に300m歩き、一本目の道を左折して300m程行ったところにある和田迎賓館は広い庭とこぎれいな部屋があります。シャワー付きツイン55元/ベッド。シャワー共同の部屋もあります。
和田迎賓館の並びにはさらに何軒かの宿がありドミから標準房まで揃っています。 |