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■烏魯木斉について■
新疆ウイグル自治区の中心都市です。新疆は石油が出るので開発が進んでおり、ここも大都会です。町は漢民族の住む北側とウイグル族の住む南側とにくっきり別れていて、南側はバザールがあり賑やかですがゴミゴミしています。北側は現在大がかりな改装工事が行われています。立派なホテルや銀行やビジネス街が出来上がりつつあります。
町を歩いていると「民族分裂主義反対」というスローガンを見かけます。ウイグルの独立運動に政府はかなり神経をとがらせています。でも、街の作りを見ると分裂させているのはどっちやねんと思ったりします。
2002年夏の時点ではこの街でキャッシュカードで現金を引き出すことができなくてみんな困っていました。ご注意下さい。
■見所■
寝込んでいたのでほとんど観光してません。博物館には有名な楼蘭のミイラがあるそうです。また郊外にある天池はスイスみたいな高原だそうです。天池へは人民公園の前から観光バスが出ています。
■交通■
烏魯木斉駅は現在改装中です。切符売り場では当日券しか売っていません。前売りは人民電影院近く、建設路にあるライ(ぎょうにんべんに来)遠賓館の売場で買えます。
バスターミナルは行き先別に別れていて複雑です。吐魯番に行くなら動物園と水上楽園の間にある南郊客運站から出ています。
■宿■
ほとんどの人が博格達賓館に泊まります。門の所には旅行会社もあるので便利です。5人部屋20元です。シャワーは地下一階にあり5元払わねばなりません。しかもこのシャワールームはマッサージ屋と共用で、夜遅く行くと鼻の下を伸ばしたおじさんとご対面してしまいます。軍が経営する中級ホテルなのですが、こんなのでいいのかしら。ちなみにこれ以外の安宿に泊まった人の話だと、ドミの客は日本人は自分一人で残りは全員パキスタン人だったらしく、けっこう怖い思いをしたそうです。
中級ホテルなら人民広場の近くにある伊斯蘭大飯店が街のど真ん中で便利です。一泊160元。 |