成都(Chengdu)2002.7/1989.3/1999.7〜8 | ||
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大熊猫繁殖研究基地のパンダ。
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■成都について■ 四川省の省都です。ここで有名なのはパンダ、三国志、杜甫、タンタン麺
、マーボー豆腐、ホイコーロ、酢辣湯…、そしてお茶です 。 ■見所■ 中国では今「西部大開発」というキャンペーンを行っていて、西部の大都市である成都も大開発のまっただ中です。古い町並みは加速度的になくなりつつあります。人民公園の近くにある同仁路や岷山飯店の裏手の花鳥市場にはまだ昔の雰囲気が残っているので是非散歩して下さい。天府広場の東南は繁華街になっていてイトーヨーカドーもあるし、西南書城という巨大な本屋もあるので旅の必需品を仕込むのに便利です。あと交通飯店の回りには登山用品店が何軒かあって日本より安く買えます(本物かどうかは別問題)。 市内の見所としては有名なのは杜甫の草堂と武候祠です。 杜甫の草堂は詩人・杜甫が住んでいた所で、竹林に囲まれた落ち着いた公園です。入場料は30元。この中にある茶座(屋外喫茶コーナー)はお薦めです。広々している上に竹製の椅子が雰囲気抜群です。 武候祠は三国志のヒーローである諸葛亮を祀った祠で、劉備玄徳の墓もあります。蜀の将軍たちの彫像などもあり、三国志マニアは必見です。入場料30元。ここにもいい感じの茶座があります。 お茶を飲んでゆっくりするのならお薦めは文殊院です。入場料は1元。お茶も2元から飲めます。おそらく成都で最大の茶座ではないでしょうか。色んな人が昼間からだらだらしてます。また人民公園の茶座も池に面していて気持のいい所ですし、青羊宮のもローカル色が濃くて面白い。 成都に来たならパンダも見逃せません。街の中心から自転車で90分の所にある大熊猫繁殖研究基地(ジャイアントパンダ繁殖研究センター)はお薦めです。朝早く行くとパンダは起きていますが、遅いと寝てしまいます。ここに行く方法としては、 1.朝8時に交通飯店で自転車を借りて根性を入れてこぐ。 2.ホテルで主催している半日ツアーに参加する(50元)。 3.タクシーで行く。 の3つの方法しかありません。実は成都動物園からバスがあるという情報を得たのですが、いくら捜しても見つかりませんでした。 成都動物園までバスで行って(列車の駅から32路のバス)、そこからタクシーに乗れば15元くらいです。帰りは流しのタクシーが少ないので門の前にたむろしているミニバンで動物園まで15元。 成都から一日ツアーで行く名所に都江堰と青秀山があります。前者は大昔の水利事業の跡地で、よく揺れるつり橋がある以外には特に何もないです。青秀山は道教の寺がある山で、峨眉山に行く時間が無い方は行ってみてはいかがでしょう(僕は行ってません)。 成都は四川省の省都なので、四川省の各地へ行くツアーや交通機関が充実しています。 九寨溝の他にも峨眉山や楽山、海螺溝の氷河、重慶からの三峡下り、そしてチベットと、成都を起点にして様々なツアーが主催されています。 いずれのツアーも交通飯店の中にある旅行会社で申し込めます。何軒もあるので全部に当たって値段を調査してください。けっこうバラバラです。 2002年夏の時点のチベット行きは航空券、成都空港までの交通、許可証の三点セットで1800元でした。 今人気の稲城7日ツアーは夏の週末のみ出発で1800元。 つづく |