石林/Shilin

石林(Shilin)1998.5

石林の入り口。

これは入り口付近の池。奥に行くと迷路のようになっていて写真に撮りづらいです。

有名な阿詩瑪の岩。
阿詩瑪というのはこの辺りの伝説に出てくる人の名前で、タバコの銘柄にもなっています。

■農作業する人。
「ニッポンジン！」と声を掛けられました」

■石林について■
石がにょきにょきとまるで林のように並んでいるので石林といいます。安直な名前です。しかし、その眺めはちょっと凄いです。
眺めも凄いですが、土産物屋の数も凄いです。おまけに彼らの外国人識別能力も凄いです。「お兄さん、見るだけタダ。これ安い、たったの1000円」と声を掛けて来ます。どんなに中国人のフリをしていても必ず見分けられます。

■見所■
石林はそれほど広くはありません。半日あれば見て回れます。
園内の奇岩にはいちいち名前や由来（鳥に似ているとか人の形をしているとか）がありますがそういうのはあまり気にしなくてもいいと思います。そういうのが気になる方はガイドを雇ってください。中国語ガイドなら門の前で手ぐすね引いて待っています。

石林は昆明から近いこともあって昼間は物凄い人混みになります。歩くのが困難なほどです。ですからここには泊まりがけで来ることを強くお薦めします。日の出と共に石林の中を散歩すれば静かで怖いくらいです。但し、日没近くには入らない方がいいでしょう。あちこちに「夜は入るな」という標識が立っていました。多分日が暮れて石の中で迷子になった人がいたのでしょう。
石林に行くならスニーカー着用をお薦めします。石だらけなので滑ります。特に雨が降ると危険です。

■交通■
昆明から約80km、一応高速道路です。しかし、片側1車線しかないので前をトラックがトロトロ走っていると時間がかかります。ほとんどの場合トロトロ走っているので2時間弱見ておいた方がいいでしょう。無理にトラックを抜かそうとすると事故が起こります。最近事故があり、日本人の留学生も被害に遭ってしまいました。
バスは昆明の駅前から無数に出ています。但し満員にならないと出発しないので出来るだけ人が沢山乗っているバスを狙って乗車しましょう。
石林行きのバスの他にも路南行きのバスも利用できます。この場合路南で乗り換えてさらに30分くらいかかります。午後遅く向かうならこの方法しかないかもしれません。
昆明からの一日ツアーもあります。でもわざわざ参加しなくてもいいと思います。
石林から昆明へは午前中はほとんどバスが有りません。この場合は路南までタクシーで行ってバスを捜すか、大通りまでタクシーでや馬車で行き（歩いても行けるが30分以上かかります）、そこで貴州省方面からのバスを拾います。

■宿泊■
石林の園内に石林賓館というホテルがあります。300元くらいのスタンダードルームから風呂ナシまで各種の部屋があります。僕が泊まったのは150元の風呂付きシングル。まあまあでした。メシは園外に出ると食堂が沢山あります。ここで泊まる人はあまりいないのですいています。