清水から浜松へ

第一日目は小田原から清水まで走りました。第二日目は浜松を目指します。
朝5時55分に宿を出発します。自分的にはものすごく早起きです。
まずは三保の松原へ。

富士山見えないし、波消しブロックが景観を邪魔してます。
ここで太平洋岸自転車道を発見。

昨年房総半島を走ったときも、今年湘南を走ったときも太平洋岸自転車道を走ったのですが、この道、完全に名前負けです。
まず、きちんと繋がってません。途中で突然途切れてしまいます。
次に、案内が不十分です。アクセスの仕方が分かりません。
そして、メンテが不十分です。道が砂に埋もれてたりして、走りにくい箇所が多々あります。
「どうせまともに走れないだろう」と感じつつ、せっかくなので走ってみることにします。

結論から言いますと、安倍川で途切れるまで20kmくらいは一応繋がってました。でも、景色が良かったのは始めの5kmくらい。後は普通の歩道という感じです。

国道150号を走って安倍川を越え、用宗駅のあたりから海沿いのR416へ。
ところが、R416はトンネル工事のために全面通行止めになっていました。
「迂回してください」という看板の前で呆然としていると、地元のオジサンが「再来年まではダメだよ。遠回りすると3倍くらい走らなきゃねえ」と教えてくれました。その看板の前で呆然としているサイクリストを沢山見てきたのでしょう。慣れた感じのアドバイスでした。
海沿いのR416は景色が良さそうで楽しみにしてたのですが、仕方なく迂回路を探します。
google mapを調べ、国道150号に向かいますが、国道150号はトンネル部分自転車通行禁止との表示が。

自転車でこの先に向かうには国道1号を使う必要があるってことらしいです。これはものすごい遠回りで、山道。完全に行き詰まりました。

しかたなく用宗から焼津までは輪行。

気を取り直して焼津から走り出しますが、周囲は工場地帯であまり面白くないです。

大井川を渡り、国道150号線を走りますが、だんだん田舎っぽくなって来ます。
困ったのがラーメン屋さんが見つからないこと。気分はとても「ラーメン」なのですが、何故か全然見当たらず、おまけに自動販売機もさっぱり無くなってしまい、水分補給もピンチです。その後牧之原の外れで無事ラーメン屋も自販機も見つかりました。
御前崎に足を伸ばすとかなり遠回りなので、国道150号でショートカット。浜岡原子力発電所を過ぎた所で海沿いの道に戻ります。



なかなか綺麗なビーチ(浜岡砂丘)が広がります。左端に見えるのが浜岡原発です。
ビーチには遊泳注意の看板がありますが、なんかヘン。

E PERIGOSO NADARって何語?なぜ英語でも中国語でもなく⋯⋯としばらく悩みますが、「このお国の人が誰か溺れたんだろう」と考える事にして先へ進みました。
※帰宅してから調べてみると、浜松市や磐田市などはブラジル人が沢山住んでいるらしく、この看板はポルトガル語のようです。浜松にはブラジルの総領事館があるほどです。

さて、浜岡砂丘が終わったあたりから、またまた太平洋岸自転車道が登場します。

全然期待していなかったのですが、走って見ると、なんか良い感じ……

いや、ダメだこりゃ。

砂に埋もれて進めない。
そして日陰がないのでめちゃくちゃ暑い。
残念な太平洋岸自転車道に見切りを付け、浜松まで国道150号を使って走りました。工業地帯があるのでトラックが多く、道幅も狭いので快適とは言えない走行でした。
清水—浜松:118.83km

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