2017.3.16 Pak Huai


今日でラオスとはお別れ。一路国境を目指します。

結構な急坂もありましたが自転車を押すこともなく約66kmで国境に到着。

ラオス側で手数料(賄賂?)10,000kを徴収された以外は割とあっけなく通過してタイに入国します。
今日はタイに入国出来るので朝からピーナッツやビスケットや干し葡萄といった非常食しか食べていません。
入国するやすぐに食堂に入り、久しぶりの炒め物を頼みます。

大して美味しくはないけど、ラオスのフォー(汁ビーフン)よりはマシです。

国境から10km程の所が今日の目的地。想像していたよりも大分田舎の町で、期待していたセブンイレブンが無くてガッカリします。
宿にはプールが付いてますが水が濁っていて、子供用サイズなので泳ぎませんでした。
夕方、食事にでも・・・と思っていると突然の大雨が降ってきました。
この季節には珍しい大雨で、強い風と雷鳴を伴って降ります。
仕方なく一時間ほど止むのを待ち、食事に出かけます。
ところが、タイの田舎にはありがちな事ですが、レストランが見当たりません。
しかも再び大雨が降ってきました。
慌てていると目の前に食堂らしき店があったので軒先に駆け込みました。
「いらっしゃーい!」と中にいた人に声を掛けられますが、そこは食堂ではありませんでした。

ただ友人達が集まって酒盛りをしていただけのようです。言葉が全然通じませんが何だか歓迎され、「まあ座れ」、「一杯飲むか?」、「コレを食え」、「日本にもあるか?」と出されたのは小さなカエルの揚げ物とアヒルの頭の揚げ物でした。どちらも大変美味しく頂きました。

その後、「どこに泊まってる?」、「あそこの亭主は友達だ」などと勝手に盛り上がり、宿の亭主まで呼び出す始末となりました。「困っているガイジンがいる」と言われたのか、心配して駆けつけてきた亭主は、そのまま酒盛りにつきあわされることになってしまい、申し訳ない事をしてしまいました。僕はただ雨宿りしたかっただけなので、雨が止むと食堂を探に行きました。

ところが、大雨のせいで停電が発生し、飯屋はなかなか見つかりません。タイスキの店があったので入り、何とかチャーハンにありつきましたが、真っ暗で調理の加減が分からないらしく、タマネギには火が通ってませんでした。

そのタイスキの店でも仲間内で酒盛りが始まっており、様々な酔っ払いから色々話しかけられます。「コレ美味いぞ」、「まあ食ってみろ」と色々な物が僕のテーブルに並んでしまいました。

今日の走行距離:82.38km

カテゴリー: 2017.3 Thai-Laos   パーマリンク

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