浜松から伊勢へ

自転車で伊勢参り第一日はこちら、第二日はこちら。
三日目は6時30分に浜松を出発です。
ちなみに昨夜泊まったホテルには駐車場がなかったので、駅の駐輪所に自転車を止めてました。浜松駅には立派な駐輪所があるのがいいですね。
まずは浜名湖弁天島を目指します。

今日は土曜なので、サイクリングしてる人もちらほら見かけます。
浜名湖から渥美半島を目指して走ります、すると目の前に予期せぬ坂道が。

潮見坂というらしい。
今日はずっと海沿いに走るものと思ってましたが、海沿いの道は舗装されてない砂まみれの小道しかないみたいです。
潮見坂を越え、国道42号線を走って渥美半島の突端、伊良湖岬を目指します。
しばらく走ると、コンビニの前に荷物を満載した自転車を発見。よく見ると持ち主は外人さんだったので話しかけると、フランスから自転車でやって来たyouでした。
海岸でテントを張って泊まっているとのこと。この先は僕と同じ道を走るというので「あとで会いましょう」と分かれます(その後二度と会えませんでした)。
さらに走ると「サイクリングロード」入り口の看板が。

良さそうな道だったので、走って見ることにします。
でも2分程走ると「あれ?」と気付きました。方向が逆です。後戻りしてました。
このサイクリングロードも「太平洋岸自転車道」の一部で、油断も隙もありません。
地図を見ると伊良湖岬まで続いているように見えますが、よく見ると国道42号と併走する形になってます。
国道42号の歩道部分が太平洋岸自転車道なのだということには後で気付きました。
あのフランス人のyouは間違って逆方向に行っちゃったのでは?とか心配してしまいます。まあ彼には時間がふんだんにありそうなので何とかなるでしょう。

国道42号は海と併走してますが、ちょっと横道に入らないと海は見えません。
太平洋ロングビーチという標識があったので行ってみます。

台風の影響かいい波が出ています。

伊良湖岬の10キロほど手前に「自転車道」の標識があったのでそこから先は太平洋岸自転車道を走ります。

砂の堆積もなく、途中で途切れることもなく、今まで走った「太平洋岸自転車道」の中ではベストなサイクリングロードでした。
岬の手前で山を越えるのですが、その山道までもが自転車専用でした。

この絶景も自転車専用です。

浜松から78kmで伊良湖のフェリー乗り場に到着。

約1時間で鳥羽へ。
その後、伊勢を目指します。
伊勢までは国道42号線を使うのが順等ですが、地図上では37号線の方が近道に見えたので、37号を走ることに。すると……

うんざりする程の激坂が。
3kmくらい続いたでしょうか。暑くて疲れてたので、よく覚えてません。心の準備が出来てなかったので箱根の坂よりキツく感じられました。
しかし、
登りきったあたりで、小川を発見。

水も綺麗だし、川岸に降りる道もあったので、

手足を洗って顔も洗って、ついでに頭も洗っておきました。
伊勢参りの前の禊ぎはこれで良しとしましょう。

鳥羽から12kmほどで伊勢神宮内宮に到着。

人が多く、暑く疲れてたので、何が何だか分からないうちに参拝を済ませ、外宮も同様に参拝。

伊勢駅からJR線を乗り継ぎ、東京に戻ってきました。

東京駅の駐輪場に自転車を預けて電車で家に帰る計画だったのですが、東京駅で降りちゃうと切符が無効になる事に損だと気づき、新宿を目指します。
新宿まで来てしまえば、後は走り慣れた「庭」みたいなものなので、家まで一気に走って帰りました。
この日の総走行距離:109.55km
この旅行の総走行距離:329.70km

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