1227 Kong Lor

国道8号線を東に走る。今日は激坂があると聞いていたので覚悟はしていたが、無理だった。
こんな坂登れない。勾配がきついのは3〜４キロなのだが、このほとんどを押して登った。
通り過ぎるトラックドライバーがあざ笑っているのを感じながら、一生懸命押した。
押すのも、８kgの荷物をくくりつけてあるのだから、なかなか大変なのだ。
やっと峠に到達すると、その後はひたすら下り。急勾配だからいくらでもスピードが出る。でも、急カーブが続き、
35km/hを超えると怖いのでブレーキを踏み続ける。もしもブレーキが故障したら、オダブツだ。
峠を越えると、後は平坦な道が40km余り続く。
今日の目的地Kong Lorの村に到着したのは3時半頃。91kmを走行。
ここ、Kong Lorには、川が流れている珍しい洞窟があるとのことで。今日は洞窟の入り口だけ見て来た。
要するに、川が山を突き抜けて流れて来ており、その川が流れる洞窟の中を舟で遡ってゆくことができるのだ。
洞窟見物は明日の朝と決めて、4時半には今日の予定は終了。
風呂に入って洗濯したらもう何もすることはない。

看板には「急坂注意」と書いてある。看板に偽りなしだった。