1228 Kong Lor〜Na Hin

午前中、ここに来た目的であるKong Lor洞窟を見物にいく。朝早かったので他に観光客は誰もおらず、
一人でボートをチャーターし、洞窟の中を流れる川をさかのぼっていく。もちろん船頭さんが二人、舟の前後についているので
全くひとりぼっちではないのだが、洞窟の中は照明もなく、船頭と僕の頭につけた懐中電灯だけが頼りだ。
当然、ほとんど何も見えない。左右の広さは20〜30メートルほどだろうか。天井まで5〜20メートルくらい。
圧迫感があるし、川が浅い所では舟底を石がこするイヤな音がして、とても怖い。

洞窟の中は生暖かく、時々水が浅い所では舟を降りて歩くのだが、水はそれほど冷たくはない。
ただ、真っ暗なのが想像以上に怖いのだ。ハックルベリー・フィンのお話を思い出しながら
まあそれでもなかなか楽しい船旅だった。ちなみに写真に後ろ姿が映っているのは船頭さんだ。

午後からは、昨日来た道を自転車で40kmほど戻り、Na Hinという村に宿を取った。
川沿いに建ったこぎれいなバンガローだ。
しかし、周囲3kmの範囲には店も何もなく、何もやることがない。
既に外は暗くなり、気温もぐんぐん下降している。夜には凍えるほどの寒さになる。
これは誤算だった。ここまで寒いとは思わず、冬服はバンコクに預けて来てしまったのだ。
日中日向では30度を超えるのに、朝夕は14度ほどしかない。持っている服を重ね着して、今日も早寝するしかない。

カテゴリー: Laos 2010.12-2011.1   パーマリンク

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