1229 Na Hin〜パクサン

本当なら一昨日走った激坂を越えて国道13号線に戻らねばならなかった。
だけど、もうあの坂はご免なので、バスに乗ることにした。チャリで来た道をバスで戻るのだから、インチキにはなるまい。
で、宿を出てバス停へ。しばらく待つとびっくりするくらい立派なバスがやって来た。
でもこれ、台湾から輸入された中古車。かなり使い込まれている。自転車は荷物室に収納して出発。
乗っていた乗客は既にほぼ全員車酔い状態。みんなビニール袋を手にしている。イヤな臭いが車内に充満している。
大人になってから車酔いしたことのない僕も、ちょっと気持ち悪い。まだ激坂の方がましだったかもしれない。

そんなバスに1時間半ほど乗って、国道13号線のジャンクションにあるVieng Khamの村に戻る。
ここからは自転車で、首都・ヴィエンチャンを目指して北上。首都まで3日間を予定している。
今日は90キロほど走って、パクサンという比較的大きな町を目指す。しかし運悪く、目的地の10キロ手前でまたパンク。
うんざりしながら日陰を探すと、しばらく先に店の軒先があった。行ってみると運のいいことにそこはバイクの修理屋さん!

店のオヤジに修理を頼む。これは助かったと思ったが、残念なことにここには僕の自転車に合う空気入れがなかった。
パンク穴は塞がっても、空気は自分の空気入れで入れる。これがなかなかの力仕事なのだ。
そんなこんなでパクサンの町に到着。比較的立派なホテルに投宿。部屋は外観ほど立派ではなかった。
wifiインターネットが出来ますと入り口に書いてあるが、期待していないし、できもしない。
ただ、運がいいことに、ここのシャワーは水圧が十分にある。ラオスの宿の水圧は低くて、
シャンプーした後とか石けんがちゃんと落ちないのだ。でもここは問題なし。
でも、残念なことに水はけ(排水)が悪く、床が水浸しに。
運がいいのか、悪いのか。まあ冷静に評価すれば悪い方なのかもしれない、そんな一日だった。

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