0109 温泉の宿〜PhuKhun

今日は、おそらくこの旅で一番キツいであろう峠に挑む。
昨日予定以上に走って距離を稼いでいるので、今日は20kmちょっと走ればいいので気が楽だ。
昨夜の温泉宿の標高が680m。そこから一度坂を585mまで下る。その後が延々、15kmに渡る上り坂。
とてもこいでばかりはいられないので、押したり、休んだりしながらゆっくり走る。
道を行き交うトラックも喘ぎながら登る急勾配で、猛烈な排気ガスを浴びながら、とにかく登る。

そして標高1400mの峠を越え、しばらく下った所が今日の宿。他のサイクリストから評判を聞いて決めていた所だ。
PhuKhunという町から3km離れており、近くにはモン族の村が点在している。
宿のオーナーは明らかに共産党員。食堂の壁に、マルクス、レーニンそしてホーチミンの肖像が飾ってある。
でも宿からの眺めは絶景。今日はなぜか他のサイクリストには会っていない。

こんな感じの景色の中をひたすらこぐ。そして押す。


モン族の村の子供たち。

今日の走行距離:21km
最高速度:26.9km

カテゴリー: Laos 2010.12-2011.1   パーマリンク

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