午前中にKampotからKepまで自転車で25kmの道のりを走る。Kepはシアヌーク国王の別荘がある海辺の町。カンボジア人のビーチリゾートでもある。
しかしながら、ここには白い砂浜やパラソルといったものは全く見当たらない。
あるのはピクニック用のバンガロー。バンガローを借りて海辺でピクニックをするのがカンボジア人たちの楽しみかたのようだ。
また、ここはカニの産地としても知られている。
青白いカニである。
この町に1泊する予定だったが、数時間後に出るプノンペン行きのバスがあったので、それに乗ることにした。自転車なら2日の距離を4時間で走る。楽ちんだ。
Kampotからプノンペンまでの道は以前自転車で走ったことがあるので、もう一度似たような道を走る気はしなかった。だからバスを使っても手抜きではない。
写真は僕が乗ったバス。故障して乗客が心配そうにのぞき込んでいる所。
ヒヤリとさせられたが、夕刻、カンボジアの首都であるプノンペンに到着。
ベスターミナルから宿まで自転車で走ったのだが、凄まじい交通量で死ぬかと思った。車とバイク道にあふれている。その流れをせき止める停車中の車や屋台。避けようとすると後続の車やバイクにひき殺されそうになる。しかも辺りは暗くなりかけていて、よく見えない。日没前に何とか宿にたどり着き、無事にこれを書いている。
首都のホテルだけあってインターネットもできる。
今日の走行距離:34.76km
今日の宿:31.42ドル
(この端数の意味は不明。実際には31米ドルと2000リエルを払った。カンボジアでは1$=4000リエルでドルも普通に通用している)