0107 ヴァンビエン

ヴァンビエン郊外の村にある宿に移って来た。場所はすばらしく、目の前の川では村人たちの日常生活が繰り広げられている。
人々は釣りをし、洗濯し、食器を洗い、体を洗い、そして子供たちは水泳する。
僕も川に入ってみたが、水は冷たく、流れはとても早い。気をつけないと水流に流されてしまう。
それに川底は滑りやすく、場所によっては深い所もある。こんな所、日本では即遊泳禁止になるはずだが、
子供たちは平気で泳いでいる。なかなかすばらしい環境の宿なのだが、シャワーのお湯が出ない。
夜は寒くて、お湯なしではつらい。まあいいや、今日は泳いだから、それがシャワー代わり。
どうせこの宿の水道は川の水なのだし…。

今日の宿。お湯が出ない事と、レストランの従業員の女の子が一日中トランス系の音楽をならしている事以外はまあ満足。

学校が昼休みになると子供らがやってくる。
明日からはルアンプラバンという町を目指して230kmほどを４日で走るつもり。この旅のハイライトだ。
何しろ1400mの峠を3回くらい越えなくてはならない。出会った外人サイクリストにその話をすると、みな
「そのチャリじゃ無理じゃね？」という顔をする。まあがんばってみよう。
本日の走行距離：7.82km